【行動力】「明日から本気出す」というダメ思考を正当化してみた!

すぐにでも着手できることなのに、「明日から本気出す」などと宣(のたま)ってつい先延ばしにしちゃう計画性も実行力もない人っていますよね? まあ、僕のことなんですけどね。。

「明日から本気出す」思考の人が、実際に翌日から本気を出すことはありません。これは「太陽は東から昇る」のと同じくらい自明のことですね。

さて、僕が初めて「明日から本気出す」を使ったのが中学三年生のころ、受験勉強をしろ、と親にかなり強く言われたときでした。ちなみにこのときは中2病も発症していたため、かなり鼻にかけたような言い方をしてしまいました。

その後もこのダメ思考は続いて、やがて「本気」の出し方を忘れてしまったのが大学生のころ。そしてそのまま社会人となり、ついに脳みそから「本気」という概念自体が消失しつつあるのが今です。

ところが最近ふと、このままではまずいのではないかと思いはじめました。世の中にはたくさん、常に本気でものごとに取り組んでいる人たちがいます。彼らはとても輝いて見えます。

そこで僕も、ついに長らく眠っていた「本気」を出すことにした……わけではなく、「明日から本気出す」というダメ思考が、実は成功のメソッドであるという無理筋な妄想をしてみることにしたのです。

それがこの記事です。

では続きは明日から本気で書きます。

「明日から本気出す」思考の人の毎日

まずはじめに、「明日から本気出す」などと言っちゃう人はどのような姿勢で日々を過ごしているのか一例をみてみましょう。

ネット上でもいろいろなパターンが出回っていますね。

※個人差があります。

1週間

月曜日:休み明けだし、明日から本気出す

火曜日:まだ2日目、明日から本気出す

水曜日:週の真ん中で中だるみ気味、明日から本気出す

木曜日:疲れも溜まってきた、明日から本気出す

金曜日:やったー週末だー! 来週から本気出そう!

土曜日:うぇーい!

日曜日:明日から本気出せるのか?(サザエさん症候群)

月別バージョン

1月:正月はゆっくりしよう。2月から本気を出す

2月:まだまだ寒い。これではやる気が出ない。3月から本気出す

3月:年度末でタイミングが悪い。4月から本気を出す

4月:季節の変わり目は体調を崩しやすい。5月から本気を出す

5月:区切りの良い4月を逃してしまった。6月から本気を出す

6月:梅雨で気分が落ち込む。梅雨明けの7月から本気を出す

7月:これからどんどん気温が上昇していく。体力温存のため、8月から本気を出す

8月:暑すぎてやる気が出ない。9月から本気を出す

9月:夏休みボケが抜けない。無理しても効果が無いので10月から本気を出す

10月:中途半端な時期。ここは雌伏の時。11月から本気を出す

11月:急に冷えてきた。こういう時こそ無理は禁物。12月から本気を出す

12月:もう今年は終わり。今年はチャンスが無かった。来年から本気出す

人はなぜ「明日から本気出す」などと言ってしまうのか

人はなぜ、実行もできないのに「明日から本気出す」などと言ってしまうのでしょうか? 単なるその場しのぎなのでしょうか?

いいえ違います。じつは本人は本当に明日から本気を出そうと思っているのです。

ただ、意思が弱いうえに計画性も行動力もなく、現実逃避グセがあって当事者意識もない、さらに悪い意味で楽観主義的なだけなのです。

「明日から本気出す」思考の優れているところ

では、明日から本気出すと言っちゃう人の優れているところを(半ば強引に)あげてみたいと思います。

正しい現状認識能力がある

明日から本気出す=今はまだ本気を出していない=現状においては成果を出していない、と認識しているということです。

つまり、「明日から本気出す」思考の人は、今自分はまったくのダメ人間であると正しく現状認識できているのです。

何ごとも現状を正しく認識することが肝心です。

上昇志向の持ち主で大きく成長する可能性がある

「明日から本気出す」という言葉の裏には、ホントはもっと本気を出さなければいけないという思い(≒焦り)があります。これを人は「上昇志向」といいます。ええ、間違いなくそういいます。

つまり、「明日から本気出す」思考の人は上昇志向の持ち主であり、いずれは大きく成長する(かもしれない)ということです。

なお、科学的にも「まだ~していない(できていない)」という認識が成長を促すのに有効であるとされていたりします。(キャロル・S・ドゥエック (著) マインドセット:「やればできる!」の研究)

信頼に足る謙虚さを持っている

ある課題について、「もう出来ている」でも「今やっている」でもなく「明日から本気出す」。なんとも控えめな印象を受けますが、これはすなわち謙虚さゆえに発せられる言葉なのです。

話を盛って、実態以上に自分をよく見せることが暗黙の了解となっているような現代社会です。だからこそ日本古来の美徳、すなわち「謙虚さ」を持ち合わせる人がより信頼されるのではないでしょうか。

人に幸せを提供している

人はだれでも、自分のやっていることは正しいのか、努力は足りているのか、常に不安に思っています。頑張っている人ほどその傾向は強いです。

そんなとき、「明日から本気出す」思考の人をみたらどうでしょうか。自分はこいつよりは努力している、こいつよりも成功できる、と考えるのではないでしょうか。

「明日から本気出す」思考の人は周りの人を勇気づけ優越感を与え幸せを提供しているのです。

「明日から本気出す」思考が成功をもたらす

どうです? けっこうたくさんいいところがあると思いませんか?!

現状を正しく認識しており、上昇志向で潜在的な成長の可能性を持ち合わせ、謙虚さゆえに他人から信頼されていて、かつ人を勇気づけて幸せにしている。見事なまでに成功者の人物像ではないですか!

そうなのです、「明日から本気出す」思考の人は実は成功にもっとも近い人種なのです!

できれば今から本気出しましょう!

さて、勢いだけで「明日から本気出す」思考を正当化してみたわけですが、結構当を得た考察だとは思いませんか?

それでは最後に僕の好きなあの言葉を送ります。

いつやるか? 今でしょ (予備校講師 林修氏)

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